シンプルリモコン
配線をギリギリまでシンプルにしたリモコン工作です。
簡素化のためにバックする機能は削りました。
もとはザリガニロボットと名付けられた工作です。
▶ https://www.gijyutu.com/kyouzai/robocon/zari.htm
教室では4年生の最初のモーター工作の課題として、2004年からほぼ毎年作っています。
道具と材料
【 シャーシ・コントローラー 】
下の表は教室で作るときのメモをもとにしたものです。
クリックするとPDFファイルが開きます。
2025年時点での入手先を書いておきます。
- タクトスイッチとリモコンケーブル ▶ 協立エレショップ
- 電池ボックスはAmazon、ヨドバシなどで。
※ 教室では諸々の理由でこのラグ端子タイプをつかっていますが、熱に弱く半田付けが難しいです。コード付きのタイプで代替するのが無難かもしれません。 - 2mm厚 塩ビ板 ▶ はざいや
- ゴムチューブ(自転車用の虫ゴム）：自転車屋さんやホームセンターで売っていますが、モーターのシャフトにぴったりのものと、ちょっとゆるいものがあります。ゆるいものは接着剤で。
SAGISAKA ロングサイズ虫ゴム W0600B はぴったりです。
学校などで制作するときのために型番を書きましたが、個人で作るにはこのとおりの部品をそろえるのはかなり面倒ですね。
ようは電気が流れて動けばOK。工夫で乗り切ってください。
【 ボディー (そとがわ) 】
- セロテープ
- カラー粘土：PADICO ハーティクレー、または類似の軽量粘土
- その他プラスチック、針金などいろいろな材料
- 粘土を使わず、段ボールや厚紙、紙コップなどで作るのももちろんアリです。
作り方
教室で使っているマニュアルです。クリックするとPDFファイルが開きます。
マニュアルは青版と赤版があります。内容はコードの色の違いだけです。
教室で使っているリモコン用のケーブル（コード）が10色10本がセットになっているのですが、実際に使うのはそのうちの4本だけです。残りの6本を捨ててしまうのはもったいないので、青っぽい色のセットと赤系統の色のセット、つまり4本組みのコードを2種類使っているわけです。それに合わせてマニュアルも2種類になっています。
- モーターの軸にはゴムチューブ（材料の表にある虫ゴム）を適当な長さに切ってはめてください。格段によく走るようになります。
- カラー粘土でボディーを作る手順は冒頭の動画を参考にしてください。
