竹馬ではなく、木の棒で作るから棒馬。
幼児でも作れなくはないのですが、若干作業量が多いので、1~2年生に最適です。これも創業以来の超定番の課題。乗るのも、竹馬よりかんたんです。
台の部分に角度がつけてあるのがミソで、これを直角にすると、たいへん乗りにくいものになってしまいます。
板 ……… 厚さ1~2cm 巾9cm 長さ45cm
1×4 材(ワンバイフォー材:厚さ1.9cm 巾8.7cm)などでもできますが
12mmのコンパネあるいは9mmの耐水ベニヤのほうが割れにくいです。
角材 …… 2cm×3cmくらいの太さのもの 180cm×2
建築材で通称「こわり」と呼ばれているもの。
おおぜいで作るときは、365cmのものを3等分するのが経済的です。
この場合は、台のあいだにはさむ 短い角材は別に取ったほうがいいでしょう。
丸鋸盤があれば、1×4材を3cmのはばに たて引きするという手もあります。
釘 ……… 32mm 32本
木工ボンド 少々
厚紙 …… 少々 型紙を作るのに使います。
(1)まず厚紙で型紙を作ります。 左の原寸図をディスクにダウンロードしてプリントするか、このページごとプリントします。それを厚紙に貼って、切り抜きます。
(2)9cm巾の板から、左の図のように台形の部品を切り出します。このとき、釘打ちのポイントもうつしておきます。合板以外の板を使う場合は、ドリルで下穴をあけておくのが無難です。
(3)角材を、乗る人の身長と同じくらいに2本、切ります。残った角材から、台のあいだにはさむ短い棒を2本取ります。型紙を図のように使って、角度をつけると、仕上がりがきれいですし、強度もいくぶん増します。
(4)部品をボンドと釘で図のように組み立てます。
(5)もう一組も同様に作って、完成です。 教室ではポスカで模様を描いています。